音楽教室でもハロウィンを楽しむ。ただお菓子を配るでは意味がない！経験が学びにつながる♪

音楽教室でもハロウィンイベントを楽しんでいます。

千葉市若葉区

子どもの才能が開花する
リトミック＆ピアノ　わかば音楽教室
加山佳美です。

レッスン・発表会以外の「イベント」って必要？？

他の先生、教室もやっているみたいだからと安易に取り組む必要はないと思います。

「目的」を持って何事にも取り組みます。

ハロウィンって何？

年間の中でいろいろな行事やイベントがあります。

ハッピーマンデーが施行されてからは
「祝日の意味」なども分からない子どもが多いのではないでしょうか？

「ハロウィン　キャンペーン」を開催します。

となったら

「ハロウィン」って何？
「ハロウィン」って知ってる？？

となりませんか？

ハロウィンは、もともとは古代ケルト人のお祭りです。

10月31日が一年の終わり、

日本で言う「大晦日」のような日で、

もともとは秋の収穫を祝うお祭りのことで、

悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのお祭りでした。

「亡くなった人の魂がこの世に帰ってくる」

とされていました。

日本の『お盆』にも似ていますね。

この日は亡くなった人の魂と同時に、

「悪魔や魔物もやってくる」と信じられていて、
その魔物は作物や家畜に悪い影響を与えたり、

子供をさらったりすると言われていました。
そこで、「子供たちの魂が魔物に取られないようにしよう」と、

魔物に見せかけたオバケの衣装を着ることで、

ハロウィンの時期だけ『オバケ』に仮装させ、

子供たちを守っていたそうです。

それが今の「仮装」の起源になります

「クリスマス会」にしても同じです。
「クリスマスソングが弾きたい」という時も同じ。

「クリスマスって何か知ってる？」

そもそも、分かっているか？

行事や季節、
起源を勉強する良い機会です。

なぜ音楽教室でハロウィン？

ハッキリ言って、やらなくても良いと思います。
まったくレッスン以外のイベントはやらない教室も多いと思います。

私の教室では、１年間にお教室の「発表会」があり、
コンクールもあります。グレードテストを受験する場合もあります。

コンクールは以前は冬が予選の大会と、夏が予選の大会にエントリーしていました。

取り組む期間を考えると、

「ハロウィン」が唯一生徒さんが空いている時期だったのです。

なので、純粋に「楽しむ」ことを第一目的にしました。

そして、

「音楽」を共有している先生と生徒さんで

「他のことも楽しめる」って嬉しいことです。

学校や他の習い事で嬉しいこと、表彰されたり選ばれたりしたことも
報告したり、一緒に喜んだりしています。

「クリスマス会」はクリスマスソングや賛美歌はたくさんあるし

発表会の替わりやミニ発表会の扱いで開催する場合もありますよね。

中途半端にしない

取り組む、開催するなら

「お菓子をあげるだけ」「仮装するだけ」ではなく、

ハロウィンってなんだか知ってる？

「Trick or Treat」って言える？

など学習にも結びつけ、本来の意味も分かるようにします。

なぜなら、

それが

いずれ「置き換えることが出来、応用できるからです。

街中で「ハロウィン」が騒がれているから、

「わ〜いわ〜い」

「かわいいよね〜」

「お菓子あげるよ〜」

ではないということです。

置き換えられる力とは？

ハロウィンの意味を知って、体験した生徒さんが置き換えられることって？？

音楽教室の先生が「音楽」ではなくって「ハロウィン」の楽しみ方を経験させてくれた。「そういう事もあるんだ〜」という発想の転換の見本
自分たちは親以外からも愛されていると感じる。
物事の「なりたち」「起源」が有るということの経験をしたことによって
音楽史、作曲家、言語など深く追求するきっかけになる。
「やってみたら楽しかった」「やって良かった」→やってみよう

という様に、

今後、何かに向かった時に

「そう言えば・・・！」

という置き換えの発想になりますよということです。

発表会の選曲で、作曲者について知ってみようよ、

ハロウィンの時も「ハロウィンってなんだっけ」って学んだよね？

ということです。

これはNGパターン

はい、ハロウィンだからお菓子あげるね
ハロウィンだから仮装してきてねー。
他の教室でもあげてるみたいだから何かやろう。
ハロウィンってお菓子もらえるんでしょ？

決して本末転倒にならない

ピアノ教室、音楽教室で「ハロウィン」イベントを開催してたら、

その週は　ピアノのレッスンが進まなかった・・・
仮装グッズを作ってたら練習できなかった

では本末転倒。

仮装をしながら演奏したら、いつもと違う気分だった
英語を言って楽しかった
音楽の歴史にも興味が湧いた

などの相乗効果を望みます。

みんなのハロウィンフォト

この記事を書いた人
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加山佳美

「わかば音楽教室」主宰。ピアノコース・リトミックコース（グループ・個人）講師。「音楽」を楽しく継続出来る様に個々の成長に添って向き合っています。２４年の講師経験から生まれたオリジナルのメソッドでどんな生徒さんでもその才能を開花させ・伸ばしてきました。そのメソッドを「音楽講師養成講座」でお伝えしていきます。