【連弾】で培われる聴力とハーモニーと演奏力

教室の発表会

第17回「音楽会」が先月開催されました。

「ソロ」演奏の他に

器楽アンサンブル、ボーカルアンサンブル、
連弾などから

好きな演目や曲目を選んでもらっています。

こんにちは。

子どもの才能が開花する わかば音楽教室
加山佳美です。

ピアノの発表会というとどんなイメージがあるでしょうか?

ソロ演奏が中心

「発表会」というと「ソロ」演奏が中心ですよね。

平土間(ステージがない)の小さいスペースから
大ホールでスタインウェイのピアノでの演奏まで
規模も様々です。

「お楽しみ会」的な目的、小さなステップアップが目的なのか
通常レッスンでは味わえない舞台演奏の経験が目的なのか、

教室や先生によってもかなり違います。

私も開設当初は4人の先生で合同で開催させて頂き、

次第に2人、2人に分かれ

そして単独開催となりました。

会場も

簡易座席の会場だったり、

200名くらいの小ホールから、

段々大きくなり400名、500名のホールとなりました。

何がしたいか?

ホールのキャパよりも

何がしたいか?

  • グランドピアノ
  • 舞台の広さ
  • グランドピアノの数

などで選んできましたが

基本、「教室の近く」が第一条件でした。

抽選に外れたことで他の選択肢を広げる様になり

  • 2台ピアノ出来る!
  • 連弾良いな
  • リトミック活動するのに広い舞台が良いな
  • 合奏もしやすいな

と回数ごとに試行錯誤を重ねてきました。

連弾のすすめ

習ったばかりの生徒さんとは
ソロ扱いで「先生との連弾」でサポート伴奏的な曲目で発表会に出られます。

(出られるように指導しています)

進度が進んだ場合でも

「連弾」の醍醐味、

「連弾」で吸収できることの大きさを楽しんでいます。

私自身も姉弟含め4人ピアノをならっていた時期もあり
姉との連弾を発表会で経験してきました。
先生や、同級生というときも有りました。

講師になり、子どもコンクールに生徒さんを出場させていて

2000年に先生と生徒の「連弾部門」が設立されました。

そこから、連弾の虜・・・良さを感じて

毎年取り組んできたことも有り

発表会でも積極的に連弾を取り入れています。

第17回音楽会では12の連弾曲

父子連弾が久しぶりに実現しました。

小学生 低学年

(ここから6曲連続!)

小学生 高学年・中学生

3人連続

リトミックコースとのコラボ連弾

『動物の謝肉祭』より「化石」

「フィナーレ」

連弾で培われるもの

  • 相手のパートを聴く
  • 相手と合わせる
  • テンポを正確に弾く
  • バランスを聴く
  • ハーモニーを聴く・考える
  • 呼吸を感じる
  • ソロでは味わえない音の広がりを感じる
  • 一体感を味わう
  • 喜びや緊張を共有する
  • 複数で一つの音楽を作り上げる喜び

これらがソロ演奏にも生かされて成長する。

ピアノは「楽器の王様」です。

88個の鍵盤を20本の指で奏でると音の広がりが
ソロでは経験できない豊かさを放ちます。

通常レッスンでも連弾を積極的に取り入れています

初心者の生徒さんには連弾でハーモニーを感じたり

音の豊かさを感じてもらっています。

「ブルクミュラー」では4種類の連弾や2台連弾の本があり、
仕上がったら時間の許す限り

たくさん弾いています。

「ツェルニー」や「バッハ」などでも

今はたくさんのアレンジ本、連弾本が出ています。

おすすめです。

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加山佳美

「わかば音楽教室」主宰。ピアノコース・リトミックコース(グループ・個人)講師。「音楽」を楽しく継続出来る様に個々の成長に添って向き合っています。24年の講師経験から生まれたオリジナルのメソッドでどんな生徒さんでもその才能を開花させ・伸ばしてきました。 そのメソッドを「音楽講師養成講座」でお伝えしていきます。

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