コンペティション・コンクールの保護者の服装・ステージセッティング時の注意

子どもの才能が開花する音楽メソッド

加山佳美です。

音楽教室30年、講師講座も全国展開しています。
コンクールの審査経験もございます。

コンペティション・コンクールのステージセッティングの服装

コンペティション・コンクールのステージセッティングの服装について
お伝えします。

ほとんどの場合、親御さんが
足台や補助ペダルをセッティングしています。

少ない確率で担当の先生がしています。

私はほとんどのケースで生徒さんの演奏を聞きに行っているので、
ステージのセッティングも自分で担当するのですが、

楽器店での勤務経験やその際の講師指導・管理・研修をしていたこともあり、
ちょっと気になるので、まとめます。

役割に適した服装を

ピティナピアノコンペティションは夏の開催なので暑いですよね。
時折これから旅行?というようなリゾートワンピースのようなお母様がいらっしゃいますが
ダメではないのですが、少し、雰囲気浮いています。

入学式・卒業式程度までいかなくとも、

黒、紺、グレー、ベージュが好ましいです。

主役ではないということです。

 

より、カッチリさせたい時のポイントは「素材」だそうです。
ファッションスタイリストさんに伺いました。

コットンよりは

こういう感じ↓の方がかしこまってみえますよね。
ユニクロニッセンでもあります。

これは避けてほしいもの

そして、色は他のものが入っても良いとして、

特にNGなものを次にあげます。

ロングカーディガン

しゃがんでセッティングする際に舞台にカーディガンがだらんとついてしまって、
踏みそうになったりして、不適切です。舞台には土足(靴)で歩きます。
そこにカーディガンがダラダラとつくことになるわけですから、不衛生でもあります。

胸元の開いたトップス

女性(お母さん)の場合でペダルを設置する際に
かがむ場合、胸や下着が丸見えになる可能性がございます。

着丈の短いトップス(特に背中側)

こちらも、しゃがんだ際にウエストラインから
肌やストッキングがはみ出して見えている場合があります。
ひどいと

パンティが見えます。気をつけてください。(背中側のウエストライン)


         

タイトスカート、タイトスカート型のワンピース

しゃがむ場合に、パンティが見えそうになることが
とても不快です。

実際の私の服装


  

下はパンツ(ズボン)にしました。

舞台上でカツカツ、コツコツすごく音が鳴るハイヒールもとても
気になります。

ホールはとても静かでこれから演奏される音色を誰もが静寂で待っています。
その中でのヒールの音は不快でしかありません。

ヒールの低い靴にしましょう。(保護者)

  • スニーカー
  • サンダル
  • ミュール
    はもちろんNGです。

コンペティションのペダル

会場に用意されている補助ペダル付き足台

これは主催者が責任を持って用意してあるものなので
同じタイプをご使用でしたら、
借りて大丈夫です。

心配でご自分のものをご持参されている方を

多く拝見しますが、
よほどペダルを多用する場合はご自分のものが良いと思いますが、

A1級 B級などで少ししか使わず、補助ペダルのタイプであれば
会場のものをお借りしても問題ないです。

アシストペダルのタイプの身長につきましては、
各自でご持参した方が良いです。

ペダルの硬さなど微妙なものがありますよね。

会場の楽器がスタインウェイの場合は
アシストペダルのタイプが当てはまるかを充分に確認したらり
いくつかのタイプを持ち込むなど気をつけてください。

持参したアシストペダルがはまらない
という現場を目の当たりにしたことがあります。

(私の生徒ではありません)
(心優しい方が貸してくださりました)

ペダルについて1

ペダルについて2

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加山佳美

「わかば音楽教室」主宰。ピアノコース・リトミックコース(グループ・個人)講師。「音楽」を楽しく継続出来る様に個々の成長に添って向き合っています。24年の講師経験から生まれたオリジナルのメソッドでどんな生徒さんでもその才能を開花させ・伸ばしてきました。 そのメソッドを「音楽講師養成講座」でお伝えしていきます。