ピティナ 東日本千葉1地区本選

第42回ピティナ・ピアノコンペティション

地区本選2つ目。

初出場の生徒さん。

A1級にエントリーです。

東日本千葉1地区本選

2018年8月5日(日)

千葉市美浜文化ホール

A1級82名でした。

第3グループまで。

第1グループは9:10集合と早い時間帯でした。

そして、

受験票が届くのがギリギリで速達という・・・

ちょっとドキドキもありました。

ピアノは ヤマハS6

美浜文化ホールは市内ですし、

何回も参加しているホールなので

ピアノやホールに関しては不安なく行けました。

各賞 人数

A1級 82名中

全国への切符は3名

通過点は8.52

優秀賞 13名

奨励賞 18名

でした。

↑おそらく、A2級のトロフィがステージ上に飾られていました。

A1級の選曲

初めてピティナに出場した生徒さん。

予選では

「メヌエット」

「三度のワルツ」を演奏しました。

高得点で地区予選突破。

念願のト音記号のトロフィを手にしました。

(船橋支部で出場すると、後援の会社さんからト音記号のトロフィが頂けます)

本選では

テュルク/「遊びすぎて」

トンプソン/「田舎の庭園」を演奏しました。

  • 他の出場者さんでは

ル・クーペ/「スペインの歌」が人気でした。

  • 全国大会へ進んだ3名の方は
  • ベーベル/リゴドン
  • デュルク/遊びすぎて

  • チェルニー/おどろうよop.823-7
  • トンプソン/「田舎の庭園」

  • デュルク/遊びすぎて
  • トンプソン/「田舎の庭園」

でした。

僅差の優秀賞でした

ピティナ初出場の生徒さん、

ピティナ地区本選で「優秀賞」、凄いです!

82名中 3名が全国大会で

優秀賞が13人

19%に入ったわけですから。

目標が「全国大会」だったので、

全国大会の通過点8.52と比較すると

0.08足りませんでした。

惜しい!

惜しいけど、もっと僅差の子が居たと思います。

「大きな優秀賞の賞状」と、

「立派な盾」を頂きました。

地区本選で何も入らなかった出場者の方も居る中で、

「優秀賞」で喜んでいない生徒さんは

少ないでしょう。

もっと〇〇は皆おなじ

もっと落ち着いて弾いていれば

もっとテンポを考えれば

もっと丁寧に弾いていれば

タラレバはみんな同じ

A2級やA1級くらいの年齡ですと、

積み重ねたものが本番で発揮出来るか

年齢的に難しいところもありますよね。

他の演奏者の人でも

  • 1音のミスから2曲めも崩れてしまった
  • あ〜これもっと弾けていたのだろうな
  • あ、真っ白になっちゃった

という状況を目の当たりにしました。

コンクールとは

「コンクール」を通して成長する

よく言う、よく聞く言葉です。

なぜでしょう??

「発表会」「のように人前で演奏を披露することが目的ではない。

さらにもっと

「音楽を追求する」

「一つの楽曲に対して深く追求する」

自分の表現がどれだけ相手に伝わるか

自分の気持がどれだけ音楽に乗せられるか。

小さな年齡の生徒さんには理解しづらい言葉や解釈もあるかもしれません。

複数ある課題曲の中から選曲した意味、

自分が受けたインスピレーション、

作曲家、

時代背景、

曲想・構成

などを

学んでいく過程、

成長する過程も力になり学びです。

先生やお母さんに言われたとおりではなく、

自分がどうしたいか?

そのためにどうするか?

ピアノで曲を完成するにも、

人生でやりたいことを達成するにも共通していることです。

ピアノを通して、

「音楽」を学び、音楽の理解を深め、

自分だけの「表現」をするとともに、

「人」としても同時に学び、成長できる

この点がコンクールの取り組みの最大のメリットです。

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加山佳美

「わかば音楽教室」主宰。ピアノコース・リトミックコース(グループ・個人)講師。「音楽」を楽しく継続出来る様に個々の成長に添って向き合っています。24年の講師経験から生まれたオリジナルのメソッドでどんな生徒さんでもその才能を開花させ・伸ばしてきました。 そのメソッドを「音楽講師養成講座」でお伝えしていきます。

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