ピアノ演奏の補助ペダル・足台について 必ず足は着く

千葉市若葉都賀で「わかば音楽教室」を主宰しています講師の加山佳美です。

ピアノ演奏時に足は着く

だいぶ、浸透した様に思っていましたが、

背が小さなお子様の演奏時に、

足が床に着かない状態で演奏させている、演奏している方をお見受けします。

コンクールやコンペティションに行っても、たまにいらっしゃいます。

・・・

指導者の責任です。

椅子に座って、足が「床」につかない時は、ペダルを使わない時でも
足台を推奨します。

しっかりとした重心で弾かないと色々な音色は出ません。

SNSで「発表会でした」と

ドレスアップのお写真を

投稿されている親御さんを拝見すると、

「足をぶらんぶらんしてるのは違うんだよ〜」

と言ってあげたくなります。

ペダル、補助ペダルは種類が豊富

補助ペダル、

足台、

アシストペダル、

色々有ります。

私が使用している物をご紹介します。

「補助ペダル・足台」
足台としても補助ペダル付も使用していますが(年少さん等)ペダル部分(銀の所)に
足が触ってしまったり、気になって足でいじってしまうお子さんも居ますね。

背が足りれば 右のペダル無しの足台だけの方。

(両方、高低 調節可能)

レッスン前に

↓この位

高低をつけて置いておとく生徒さんの身長によって

サッと出せます。


小学生になると段々身長差、個人差も出てきます。

目安で
低学年→、4・5年生→、5・6年生

みたいな感じで、
こちらもすぐ出せる様に
セットしてピアノの下に置いてあります。

元々は 補助ペダル付きは発表会用で購入(黒)。
グレーは足台として購入し、この二つで生徒ごとにくるくる回して調整して
頑張っていました。

(会場によっては、今は揃っている所も多くなりました)

生徒さんが大きくなって アシストペダルを使用する際に1セット(茶色の木の足台)を購入。

その生徒さんがその後すっごく身長が伸びて数年後確実に必要ではなくなった時に、「使わないのでどうぞ」と下さったので、お教室で使わせて頂いております。

それを見た他の方も同条件で・・・寄付?して下しました。

お陰様で 今 居る 小さい生徒さんには、サッと出せる状態です。

買っちゃダメなタイプ

問題の 補助ペダル

買わない方が良いのは このタイプ。


足台としても、補助ペダルとしても安定がわるく
使い物になりません。2つのメーカーで購入してしまいましたが両方失敗でした。

補助ペダル

*それに比べ、ホール等にも有るこちらのものは(数タイプあると思いますが)
価格も万単位ですが・・・安定も良く構造上も 体重をかけられます。

アシストペダル

より、スムーズな動きを出せるのが

「アシストペダル」ですね。

(足台 高+ペダル)


(足台低+ペダル)

アシストペダルのみ

色々な 高さをご紹介しました。

ペダルだけ比べてみると、こんな感じです


台は 今は 「黒」も出ています。

それから
体重や力加減、舞台の床の素材によっては「台」自体がすべってしまうというケースもたまに有ります。

心配な場合、


このような「素材のもの」(名称不明)(黒や 他の色も有ります)

(100円ショップなどで販売されている滑りどめシート?

もしくは 瓶などをあける補助道具として販売されています。)

を木の台の下に敷くと

舞台の木と足台の木 が 滑らないでしょう。

時々、椅子がずれるのも心配で椅子の下に敷いている方も見たことが有ります!

指の形や、体の使い方、姿勢などと同じく、
「椅子の座り方」もピアノの演奏にとってはとても大切なことです。

アシストペダルは現在、他にももっと性能が良いものが出ております。

ペダルの種類、購入についてもご参照ください


 


 

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加山佳美

「わかば音楽教室」主宰。ピアノコース・リトミックコース(グループ・個人)講師。「音楽」を楽しく継続出来る様に個々の成長に添って向き合っています。24年の講師経験から生まれたオリジナルのメソッドでどんな生徒さんでもその才能を開花させ・伸ばしてきました。 そのメソッドを「音楽講師養成講座」でお伝えしていきます。

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